脱毛をしたいけど、
「痛みに弱いから続けられるか心配・・・。」
「脱毛は痛みがあるらしいけど実際はどうなのかな?」
「痛みの少ない脱毛方法を知りたい。」
このように脱毛の痛みに対してお悩みはないでしょうか。
脱毛は脱毛方法や脱毛部位によって痛みを感じやすいこともあります。しかし、現在の脱毛機や脱毛技術が進化しているため痛みを緩和させることは可能です。
この記事では
- 脱毛はなぜ痛いのか理由を解析
- 痛みを感じやすい部位
- 痛みを感じやすいタイプ
- 痛みを軽減させる方法
についてサロン勤務歴5年のizumiがまとめました。
脱毛したいけど痛みがあるからと躊躇している方や、痛みの少ない脱毛方法を知りたい方はぜひ最後までお読みになり参考にしてくださいね。
目次
脱毛の痛みはどれくらい?なぜ痛いのか理由を解析

脱毛が痛いのは、毛根組織を刺激して働きを弱めるために、光やレーザーの熱を照射した瞬間に痛みがあります。
よくゴムをパチンと弾かれたような痛さと表現されることもありますが、脱毛機や脱毛方法によってはそれ以下にもそれ以上にも痛みが伴うことがあります。
また、肌質や毛質によって同じ脱毛部位や照射レベルの痛みの感じ方には個人差があります。
外部からの痛みのため、ロキソニンなどの痛み止めを飲んでも効果はありません。
痛みを感じやすい部位や痛みを感じやすい人もいるので、詳しく見ていきましょう。
痛みを感じやすい部位は?

痛みを感じやすい部位を知っておけば、脱毛方法や脱毛部位の範囲を決めて痛みを軽減したり回避することができます。
一般的に痛みを感じやすいのは以下の3部位です。
- 顔
- VIO
- 関節周り
それぞれの部位について詳しく見ていきましょう。
顔
顔は皮膚が薄く神経が多く通っているため痛みが出やすいです。特に額と鼻下が痛いを感じる方が多いようです。
額は皮膚のすぐ下が骨に近いため、痛みを和らげるクッションのような働きの脂肪がないため痛いです。
鼻下は細かい神経が多く通っているため痛みが出やすいです。緊張して鼻下に汗をかく方がいますが、緊張や不安を感じる時などに自律神経の関係で神経が多く敏感な部位だからです。
VIO
VIO脱毛の特にIラインとOラインは痛みが出やすいです。
皮膚が薄く粘膜に近いのと、黒ずみができやすいため熱が反応しやすいからです。
デリケートな部位なので照射レベルを下げて慎重に脱毛を進めていくので、脱毛効果を感じるまでには期間がかかりますが、それでもゆっくり脱毛を進めていった方が安全です。
デリケートな部位のため、肌への影響や痛みが心配な方は医療脱毛クリニックがおすすめです。
関節周り
ひじ周りやひざ周り、くるぶしなどの関節は皮膚が薄く骨に近いため痛みを感じやすいです。
皮膚が薄いと熱が伝わりやすいので、照射時の熱の衝撃が伝わりやすいのが理由。
関節は照射時の痛みとは別に、冷却機能搭載の脱毛機の場合、冷やされた瞬間の方が痛いと感じることもあります。
痛みを感じやすい人もいるの?

痛みを感じやすい人の3つの特徴です。
- 皮膚が薄い人
- 毛が太くて濃い人
- 緊張しやすい人
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
皮膚が薄い人
元々の皮膚が薄い人は痛みを感じやすいです。
皮膚の薄さはわかりにくいですが、顔の中でも特に皮膚が薄い目の周りの血管が透けて見え、クマができやすい人や乾燥しやすい方は皮膚が薄いことが多いです。
色白の方も皮膚が薄い傾向にありますが、毛が太くて濃い部位ほど肌色とのコントラストが強くなるため痛みを感じやすいです。
そのため、毛の黒いメラニン色素に反応するタイプの脱毛機ではなく、毛の成長因子に反応させる蓄熱式脱毛機がおすすめです。
毛が太くて濃い人
毛が太くて濃い人は毛根が深いため、痛みを感じやすいです。
メラニン色素が多いため、熱が伝わりやすく毛根組織の深い部分にまで反応するため神経が近くなり、より痛みを感じます。
照射レベルを調整すれば痛みが緩和されることもあるので、痛みがある場合は我慢せずに調整してもらった方がいいでしょう。
緊張しやすい人
緊張しやすいタイプの方は、痛みに対して敏感に反応してしまうため、余計に痛みを過剰に感じてしまう方もいます。
脱毛は痛いものだと思い込むほど神経が過敏になるため、リラックスして受けられる方法を探しましょう。
施術中は終始スタッフに話しかけてもらうようにお願いしたり、気が紛れるようなことに集中できれば痛みも緩和されます。
痛みを軽減させる3つの方法

脱毛機は年々進化しており、冷却装置が搭載されていたり、冷風を吹き付けながら脱毛をすることで痛みを緩和させていますが、それでも心配な方に痛みを軽減させる3つの方法をご紹介します。
- 蓄熱式(SHR式)脱毛にする
- 医療脱毛にして麻酔を使う
- 低い照射レベルにしてもらう
蓄熱式(SHR式)脱毛にする
蓄熱式脱毛とは、毛の成長因子の「バルジ領域」という毛根組織の浅い部分に照射する方法で、SHR式とも呼ばれています。
メラニン色素に反応させる方法とは違うため、照射する熱が60~70℃と低いので痛みが少ないです。
蓄熱式は脱毛サロンの光脱毛でも、脱毛クリニックの医療レーザー脱毛でも受けられる脱毛方法です。
より痛みの少ない脱毛を受けたい方には脱毛サロンがおすすめで、痛みが少なく効果の高い脱毛をしたい方には脱毛クリニックがおすすめです。
医療脱毛にして麻酔を使う
脱毛クリニックや皮膚科などの、医療機関で受けられる医療脱毛は、麻酔が使えるクリニックもあります。
クリニックによって無料で対応しているところや、別途オプションで有料(1部位1,000円~3,000円位)かかるところもあります。
麻酔には2種類あり、表面麻酔と笑気麻酔です。
表面麻酔は麻酔クリームを塗って20分~30分経過すると皮膚の感覚が鈍くなって痛みを緩和。VIOや顔などの部分脱毛に向いています。
笑気麻酔は鼻から笑気ガスを吸い、酔っぱらったような感覚にして神経を鈍らせて痛みを緩和。全身脱毛に向いており、痛みを感じたら途中から使用することもできます。
医療脱毛にしたい方は、麻酔が使えるクリニックを選んでおいた方が安心ですね。
低い照射レベルにしてもらう
痛みが心配な場合は照射レベルを下げてもらう方法もあります。
照射レベルが高いほど光やレーザーの威力が強くなるため痛みを感じやすくなります。
照射するスタッフも脱毛部位や毛質、密集具合に合わせたレベルで照射をしていますが、痛みを感じたらレベルを下げてもらうようにしましょう。
ただ、レベルを下げると脱毛効果が低下する恐れもあり、完了までに回数や期間もかかってしまいます。
あまりおすすめできない方法ですが、どうしても麻酔を使いたくなかったり、気に入った脱毛機であればレベル調整してもらうしかありません。
まとめ

脱毛の痛みについてや痛みを軽減する方法についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
痛みについては個人差があるので、やはり実際に体験してみてからでないと何とも言えない部分もあります。そのため、脱毛サロンや脱毛クリニックの照射テストやお試しコースを利用して、脱毛を受けてみましょう。
いくつか試してみることで自分に合ったサロンやクリニック、脱毛機がわかります。
カウンセリングと照射テストは無料のところや、お試しコースは通常料金よりも安くできるので、気軽に受けてみてくださいね。